遅まきながら Maneoマーケット(グリーンインフラレンディング)に対するNHK報道について
かねてから業界界隈を騒がせていたグリーンインフラレンディング問題、良くない形でNHKに報道されてしまいました。
正直、Maneo側の初動遅れも遠因ではありますが、Maneoそのものに問題があるような見え方になってしまっていますね。この手の報道における常として、そもそものミスリードも多いですし。これを受けてのManeo側のリカバー対応には今後注目したい所です。
元々グリーンインフラレンディングは全くの投資対象外としていました。しかし、このような形で最大手のManeoが注目されてしまうと、業界全体の雲行きが少し心配です。
そういう私自身も、グリーンインフラレンディング問題が落ち着くまで見合わせていたManeo関連への投資を、当面行わない方向で行く形に方向転換せざるを得ません。
なお、元々私の場合は2度目の行政処分を受けた後のクラウドバンクで初めてのソーシャルレンディング投資を開始して、そのままクラウドバンクのみに投資していたというマイナー路線でしたので…最大手Maneoへも、2番手SBIへも一切投資していないという少し変わった人間となっています。
※もっとも、Maneoの口座は作っています。
基本的にクラウドバンクおよびTATERU Fundingの短期案件にプラスしてOwnersBookという所でしたので、今の所幸い無風ではあるのですけれども、少しずつ今からスライドは必要かなと思ってはいます。
ソーシャルレンディングへの投資方向としましては、よりマイルドに。
3か月・4か月程度までの短期案件のみへの投資としまして、一層利率よりも手離れの良い方向へとさらに傾斜します。割合としましても全体の2割程度という現行状態まででサイクル・多少のスイッチングをしながらブレーキを踏みつつ、という所です。
予定としましてはこんな感じです。
【クラウドバンク】現100万→一旦70万程度に漸減。ドル建て案件が出たら再検討。
【TATERU Funding】現30万→100万程度に順次増額
※2018.8.31の報道を受けてリンクを外しました。
【OwnersBook】現50万で当面様子見
TATERU Fundingは他とは多少異なり、正確には不動産投資型クラウドファンディングとなり、スキームとして見ましても貸し手リスク・事業者リスク双方の危険性が比較的少ないと判断しています。また、短期案件が多い所や中途解約可能な点など、他にはない特色があって良いです。
TATERU Fundingの特色は下記の過去記事もご参照ください。
クラウドバンクにつきましては、再生エネルギー案件への投資を今後控えていくこともありまして、投資額として漸減させます。
とは言え、世間一般が考えているよりも私個人としては信頼感がありますし、短期案件が多い所も魅力です。最近発表しました完全米ドルベースのファンド案件の内容次第では、注力していこうとも考えています。
クラウドバンクの完全ドルベースファンドにつきましては下記記事をご参照ください。
OwnersBookは既存の13か月ファンドだけで当面据え置きの予定です。数あるソーシャルレンディング会社で安定性は高そうですが、比較的長期案件ばかりなのと、そもそも応募が毎回至難の業となっていますし…。
なお、過去記事にも書きましたがSBIソーシャルレンディングは対象外としています。理由はいくつかありますけど、長期案件ばかりなのが一番大きいですかね。その割にはOwnersBookほど案件への食指が伸びないです。
ソーシャルレンディングに入れようと思って、浮いてしまっている運用資産は…インデックス投信の割合をその分増やしますか。少し思案中です。