虎ノ門「麺屋 Rai遥」で煮干つけ麺
虎ノ門にあった高井田ラーメン「麺屋7.5Hz」がいつの間にか閉店していて「麺屋 Rai遥」という別の店になっていました。
これ以外にも、新橋駅へ続くこの通り沿いでは夏辺りから「隅田」「我龍」と閉店が相次いでいます。特に「我龍」はそこまで潰れそうな兆候は見えなかっただけに、近隣の有名店に押されてはいたのでしょうけれども多少残念です。
この「麺屋 Rai遥」へ来訪したのは9月末。ブログに上げようと思っていてすっかりタイミングを逃していました。
入店した時の印象としては、女性店員2人ともそっけない接客と言いますか、覇気がないのが多少気になりました。単なる気のせいだったら良いのですけれども。
味玉濃厚煮干つけめん(900円)を注文しました。
中太の平麺。つけ麺の麺としては細目と言って良いでしょう。麺に隠れて見えていない所に長めの穂先メンマが一本入っています。
濃厚煮干とは謳っていますが、煮干の風味は癖がなくかなりライト。むしろ鶏などの動物系がかなり強く感じました。ただ、粘度がほどほどにあるつけ汁は細目の平麺とマッチしていて決してバランスは悪くはないです。
なお卓上に煮干粉がありますので、濃い目にしたい場合はこちらを振りかけて、ということかもしれません。なお、つけ汁の中にチャーシューの肉片がいくつか。
ボリューム的には全体的に寂しいですね。つけ麺大盛が辛くなってきた私でもやや物足りなさを感じる分量でした。
味そのものの組み立ては決して悪くはなく、麺とつけ汁のバランスもそれなりに考えられてまとまってはいると思うのですが……コストパフォーマンスはあまり良いとは感じられず、冒頭に述べた接客のドライさも含めて、ややネガティブに感じてしまいました。
それに煮干系と言いますと少し新橋方面へ行けば既に下記のような人気店もありますし……。
その他にも煮干系と限定しなければ、近隣には色々と有名店がありますね。このブログで取り上げただけでも色々と……。
「帆のる」は家白湯を名乗る家系テイストの鶏白湯ラーメンです。
虎ノ門側へ行くと魚介豚骨の定番優良店「三田製麺所」があります。
これまた魚介動物・ダブルスープの有名店、「めん徳 二代目つじ田」も。
そして新橋寄りへ移動しますと、六厘舎グループの最新実験的店舗「孫作」が。
閉店が相次ぎ激戦区となっているこの近隣で「麺屋 Rai遥」、一段のテコ入れを期待したい所です。
【住所】〒105-0003 東京都港区西新橋1-22-1
【電話番号】不明
【営業時間】11:00~15:00/17:00~20:00 土曜 11:00~15:00
【定休日】日曜
【席数】13席
【最寄り駅】東京メトロ銀座線『虎ノ門駅』(266m)