2019夏・出張旅行記その2 シンガポール ベイホテル
前回に引き続き出張での宿について。今回はシンガポール。
前回記事は下記にて。
香港では運良くデモの影響を受けなかった、と書いた矢先に空港デモが激化している模様でなかなか沈静化しそうにはない状況ですね……。香港の人達にとって良い方向へ解決することを祈ります。
香港滞在の後にシンガポール航空でチャンギ国際空港へ。
シンガポール航空は初体験でしたが、高評価する人が多いのも納得で全体的にサービスのレベルが高かったです。とは言え、日本的なホスピタリティを期待するのは難しいとは思います。
飛行前・飛行中問わず機内を結構な勢いで走り回る客室乗務員がいたりと、グローバルなワイルドさはそこかしこにあったりしました。
映画・音楽などのチャンネルはかなり充実していました。正直ANA・JALより良いんじゃないでしょうか……。香港発時に台風接近の影響で1時間半ほど機内で待たされていたため、飛行時も合わせて映画を2本ほど見てしまいました。
こんなのとか。翔んで埼玉。
個人的にシンガポール航空の満足度が高いのは、配布のイヤホンがまともな音質だったのも大きいかと思われます。羽田の往復エコノミーは両方ともANAを使いましたが、ANA付帯のヘッドホンはかなり酷いですね……。それでも前よりもマシになったらしいですけれども、100均イヤホンのがまだ聴けたりして。
それに比べるとシンガポール航空のイヤホンは1,000円台~2,000円台程度のそれなりな鳴りはしているかと。
チャンギ国際空港の到着口。旅行者は入国時に両手親指の指紋をスキャンされます。私の場合は特に質問もされなかったので、その他の入国手続き自体はかなり緩いと言えるでしょう。
24時間眠らない世界有数のハブ空港だけありまして、スケールが大きいです。空港内のそこかしこにガツンと熱帯林とか……。多彩な施設が設置されており、本気で回ろうとしましたら下手なテーマパークより楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに滞在中、香港・シンガポールともに30度前後ということで、日本ほど猛烈な暑さでは全くなかったです……日本へ帰国後の方が猛暑で体力・気力ともにぐったりしてしまいました。もっともシンガポールの空気感は熱帯特有のものがありましたが。
シンガポール宿泊先・シンガポール ベイホテル
シンガポールの宿泊先は「シンガポール ベイホテル」でした。ハーバーフロント駅に近く、各種観光スポットの多いセントーサ島へもすぐ行ける立地の良いホテルです。
価格帯的には15,000円程度からと、香港のマルコポーロとあまり変わらないかと思われます。しかし……広さ的にはビジネスホテルレベルのコンパクトさと、雲泥の差がありました。まあシンガポールは香港以上に整ったホテルの相場が高い気がしますので、こんなものかなと。
個人的には、出張旅行としてはこのくらいの広さが落ち着いて良いですが。
テレビは東芝製でした。ちなみにマルコポーロ香港はパナソニックと、意外にまだまだ日本製家電も健闘しているんですね。
窓からは大型ショッピングセンターのVIVO Cityが見えます。こちらにはDAISO・ベスト電気など日系店舗も少なからず出店していますよ。
なお、シンガポールでは近年ドンキが出店ラッシュ(と言ってもまだ5、6店舗ほど)しており、店頭で焼き芋を物珍しい目玉商品としていました。「50年以上の歴史がありうんぬん……」とか言うくだりが書かれていたのは苦笑しましたが。
洗面台はコンパクトながら一通り揃えられており、非常に機能的で良かったです。またここの特徴の一つとして、冷蔵庫内のドリンク・アルコール類は全て無料となっていました。外国人客も多いでしょうし、チェックアウト時の精算手続を簡略化させたいという意図でしょうか。
バスタブがないシャワー形式。ただ、トイレと別れてセパレートになっているのが私としては良かったです。
トイレはノズルが付いていたので一瞬簡易水栓?と思いました。実際は後ろに流すボタンがありますので普通に流せます。
ドリアン持ち込みは罰金。記載するほど多くの持ち込みがあるのでしょうか。
ベイホテルの朝食はあまり質が高いとは言えず……でした。あとホテル内Wi-Fiも繋がることは繋がるのですが、それほど快適とは言えないかと思われます。
アテンドして頂いた人からも、シンガポール独自の名物料理は「マッドクラブくらいかな?」と言っていましたし。現地でマッドクラブを食べる機会はあったのですが、私はカニの身を掘り出すのが苦手なのであまり食が進まず……すみません。
皆さんのご意向でシンガポールでは結構日本食の店へ行っていました。
と、多少気になる点も挙げてはみましたが、かなり機能的なホテルでしてシンガポール内としては金額も比較的お手頃。シンガポール ベイホテルは出張時の宿泊選択肢としては悪くないのではないでしょうか。